SCHOOL LIFE 学校生活

第104回全国高等学校野球選手権山梨大会~準決勝
2022.07.23(土)
山日YBS球場の空は快晴に晴れ上がった。球場には両校の生徒、応援団はもとよりネット裏、内野スタンドは多くの高校野球ファンが詰めかけ、山梨学院高、東海大甲府高の好カードを見守った。試合は後攻の山梨学院が準々決勝の駿台甲府高戦で11三振を奪い準決勝進出に貢献した山田悠希投手が3試合連続の先発を担った。140キロ前後の直球とカットボール、スライダーなど多彩な変化球を投げ分ける山田は、東海大甲府打線に3回、5回表に満塁と攻め立てられるも、要所で粘り凌いだ。一方、山梨学院打線は東海大甲府先発の久米徳之助に3回まで1安打と打ちあぐねた4回裏、四球、盗塁、犠打、犠飛と無安打ながら手堅く1点を先制。
5回裏には1点を追加。さらに4番高橋海翔の左翼フェンス直撃の適時打で1点を重ね、持ち味のつなぐ野球が機能した。東海大甲府も6回表に榎谷礼央から2点を奪い3-2と1点差に迫ったがその裏、山梨学院も岩田悠聖の2点適時二塁打など3点を追加、再び突き放した。榎谷は9回表、本塁打を浴びて1点を失ったが山田、榎谷の継投で山梨学院は6-3で勝利。25日の決勝戦で甲府工業高と対戦する。
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